中学校教師のいいところ 今あえて語る中学教員のやりがい

こんにちは!元教員で現在パラレルワーカーのマサムネです^^

教員の多忙さが度々話題に上がっているなか、今回はあえて中学校教員の魅力をお伝えします!


「教師のネガティブ情報はもうお腹いっぱいだよ><」

という方にはうってつけです!

教師になりたい、あるいはしっかり続けていきたいという人にはモチベーションが高まる内容になっています。

この記事を読んで教師になるか、またはしっかり続けていくのかの判断をしてみてください^^

動画バージョンはこちらをどうぞ↓↓

生徒に関わる中でのイイところ

教師の醍醐味!まずは生徒とのかかわりの中でのいいところをご紹介します^^

中学生の成長欲に刺激を受けられる


担任をもっていれば30人以上の生徒と関わります。


それぞれの子が何らかの課題について成長しようとしている場合がほとんどです。

数学の勉強、趣味の工作、スポーツなど、それぞれがそれぞれに伸びようとしている姿が教師自身にとっても良い刺激になります^^


昨日より前に進んだ姿を見るとキュンキュンすしますよ!


すぐに人に手を出してしまっていた男の子が、また人を殴ってしまいそうになっていたところを制止してじっくり話しました。

すると後日、

男子生徒

「暴力でなくて言葉で分かり合ったら胸が軽くなった」

マサムネ

(キュン(〃▽〃))

ということもありました!

毎日ときめくことができます(笑)

授業がうまくいくと嬉しい

生徒にわかりやすい授業をするためにできるだけしっかり授業を練ります。

公立の学校には色んな学力の子がいるので、教師の腕の見せ所です。


理科の天体の授業の際、単元導入として国立天文台のMitakaというアプリを使った授業を行いました。


地球にとって一番近くの星、月ですらめちゃくちゃ遠くて、太陽はもっと遠くて・・・


そんな話をしながら一緒にバーチャルで宇宙の旅をした時の生徒たちの顔は忘れられません^^


子どもたちの知的好奇心を刺激する授業ができたときは、僕がここにいる意味があるのかもしれないと思えました^^

生徒と会話がおもしろい

13歳を過ぎてある程度会話がしっかりできるようになっている生徒たちと話をするのは、それはそれで楽しいです^^

男子生徒

「先生が思う人生で大事なことは何ですか?」



マサムネ

「ノリとテンションかな」

男子生徒

「ノリとテンションwwwww」

こんな感じで何気なく言ったことをずっと覚えてくれてたりします^^


小学校でも働いたことがありますが、自分はやっぱり中学校の方があっているのかなと思いますね^^


友人には「高校もいいんじゃない?」と言われますがまたそれは機会を作って勤めてみたいと思います。

クラスが自立すると毎日パラダイス


クラスが自走するようになったら本当に楽しいです^^


自立したクラスは大人が監視したりしなくても普通に自分たちで過ごせるようになります。


これ本当に最高で最強ですよ!

ある日帰りのホームルームの時間に他クラスで揉め事が起こって僕はそちらの対応に行きました。

教室は生徒たちに帰りのHRを任せ、少しの間離れました。


終業のチャイム直前に戻ったら早々にHRは終わらせていて、全員着席で一人の司会だけ出して平和に大喜利大会してました(笑)


その間立ち歩いたり廊下の様子を見に来たりする子もいなかったんですね。


ここまで来たら本当に楽しいですよ!

むしろ自分の教室が一番楽しい!

職場で一番長く過ごす場所が一番楽しいって最高ですよね^^

目次

精神的ないいところ


ここからは、職業としてメンタル的にいいところをお伝えします。

社会的ステータスがちょうどいい


おまけ的な効果ですが、教師やってますっていうとだいたい顔パスです(笑)


国民全員が知っている職業なので余分な説明もいりませんし、公務員なのでどこに行ってもそれなりの対応をしてもらえる感じがします。。。

カーディーラーや住宅展示場に行くとわかりやすいのですが、高すぎるものを勧められたりしませんし、かといって適当にあしらわれるということもありません。

マサムネ

まさにちょうどええ・・・♪

子どもの命を預かる尊い仕事

親になってから改めて実感しましたが、子どもの命を預かってくれる職業の人には本当に頭が下がる思いです。


中学生といえども保護されるべき生徒ですから、それを安全に預かっているというだけでも非常に社会的意義のある大事な仕事だと思います。

感謝されることも多い


大前提として感謝や見返りを求めるべきではないと考えています。が、とはいえ感謝されて悪い気はしません。


子どもとの関係性に悩む親御さんのご相談を受けたとき、友だち関係で悩む生徒の相談を受けたとき、それらを解消できて役に立てると、教師やっててよかったなって思います^^


あるときもらった手紙に「マサムネ先生は人の見方を変えさせてくれました。」と書かれていました。

少し不器用で事あるごとに人に注意しまくっていた生徒でしたが、穏やかで優しいリーダーになっていきました。


それぞれの生徒との出来事が色々思い出されて、本当に良い仕事だったなと思います^^

売り上げや利益などを追及する必要がない

生徒に対して色んなアプローチの仕方がありますが、基本的に子どもや保護者にとってのベストを考えて行動すればOKです。

過剰に売り上げなどを気にする必要がないというのは本当にありがたいところです。

しかし、「社会に貢献するために税金から対価を受け取っている」という教師個人のコスト意識は必要です。

経済面のいいところ

少し生々しい感じがしますが、経済的に良いなと感じるところを書いておきます。

経済的信用はやや高め

クレジットカードやローンの審査はぬるぬるに通りやすいですし、ローンはかなり低い金利で借りられます。

倒産しない、クビになりにくい、このあたりが理由としてあげられます。

給与はある程度安定している

公務員なので給料は安定しており、やや高い水準です。

爆発的に伸びることはありませんが、毎年徐々に増えていきます。

入院や病気になっても給料がある程度保証されている

病休制度などが充実しているので、実際には働けなくなってしまっても給与が保証されていたりします。

フリーランスになってからはここの守られ度合いって最強だったなとつくづく思います。

保険いらず

生命保険や医療保険に入る必要がないくらい共済組合の補償は優秀です。

僕は教師時代の入院でそのことを痛感し、速攻で全ての保険を解約しました。

まとめ

この記事では。ブラックな働き方が話題に上がりがちな教師の良い面を紹介しました!


こんな人には教員の仕事がぴったりです!

  • 成長する姿に喜びを覚える
  • 小さい子よりも多感な時期の子を相手にしたい
  • 利益ではなく本人のためを思って働きたい
  • やりがいのある仕事と安定した収入を両立したい


今まさに教育現場が変わっていく過渡期です。


教師の仕事の良いところを最大化させつつ、教師の仕事の持続的ではない部分をクリアしていく人が
増えてほしいと切に願います^^

あわせて読みたい
教師が自由な人生を手に入れるためのロードマップ① 今、教師として生きていて何かがしっくりこないなと感じている人はぜひ一度自分の価値観を見つめなおしていただきたいです。

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この記事を書いた人

教員の複業について日本で一番詳しい者です。
学校の内外を往還する先生を研究実践するNPO「越境先生」代表。
教育系複業家。
現職:任意NPO代表&SchoolTech企業社員&個人事業主/
過去の職業:複業&小学校非常勤←中学理科教諭←教育大←吉本新喜劇 |

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