越境先生を創るオンラインコミュニティ「シン・教員」

このページではオンラインコミュニティ「シン・教員」の紹介をしていきます。

参加の申し込みはTwitterのDM、またはお問い合わせページよりご連絡ください。

オンラインコミュニティ「シン・教員」は無料で運営しております。

オンラインコミュニティ「シン・教員」は学校の先生の越境(複業・企業出向)を当たり前にする世の中を目指しています。

フルタイムの先生には許可を受けたうえでの兼業を、パートタイムの先生にはそのフットワークを活かしたうえでのパラレルワークを目指していきます。

2023年8月31日現在オンラインコミュニティ「シン・教員」は70名が在籍しています。

なぜ「越境先生」なのか

全ての先生が越境をすべきとは考えていません。

しかし、もっと自由に越境ができる選択肢が先生にあってもいい。

なぜ先生に越境の選択肢をもたらしたいか、その目的は以下の通りです。

  • 社会と教育の多様化に適応する
  • 教員の資質向上のための営利活動
  • 教員を志望する人を増やす
  • 社会にパラレルワークのムーブメントを

社会と教育の多様化に適応する

社会が不確実で多様な生き方を許容する時代に突入しました。

「一社で一生懸命働けば、給料が上がり国も豊かになっていく」という時代はとうに終わりを迎え、気付けば日本だけが30年以上成長していない国になっています。

古き良き昭和型の生き方は衰退し、先行きが不透明で将来の予測が困難な時代にです。

そんな中で学校教育にはアントレプレナーシップ、プログラミング、英語、PBL(課題解決)型授業、金融教育など新しく多様な概念が要求されています。

なのに教師の主戦場である学校の世界観は未だ昭和型のまま。

この現実を、志のある先生たちとともに変えていきたいのです。

教員の資質向上のための外部活動

社会と教育の多様化に対応するため、有効な研修の手段の一つが「越境」です。

越境すると学校外の世界とのかかわりが必須になります。

また、対価をいただいたうえでの越境には責任が伴い、趣味や奉仕活動とはまた一段違った完成度での価値提供をする必要があります。

そして越境で得た対価はそのまま更なる自己研鑽の投資へと活用することが可能です。

アウトプット⇒対価を受け取る⇒自己研鑽する⇒アウトプット、のサイクルを実現させたい。

そうすることで持続的かつ加速度的な教員の研修が実現します。

当サイトでは執筆や家業などの兼業を行う先生方へのインタビューを重ねてきました。

その中で全員が口をそろえて話していたことは「兼業を始めとする越境は教育活動に大いに還元できる」ということです。

教員を魅力的な職業に

令和2年度の教員採用試験では小学校教員の採用倍率が過去最低の2.7倍を記録しました。

また、中学校の採用に関しては既卒者・新卒者共に受験人数は減少しています。

中学校や高校は民間の採用状況の影響を受けやすい傾向にあると、文部科学省は分析しています。

つまり、民間企業との人材獲得合戦で後れをとっているということです。

民間企業では労働基準法の厳格化やコロナ禍の影響で待遇改善が進んでいます。

リクルートでは週休3日制が導入されました。

LITALICOでは競合する企業での副業が認められる制度がスタートしています。

「多様な働き方ができるか」「理想のキャリアを築けるか」といったことが職業選びの重要な要素になっているのです。

優秀な人材に選んでもらえる職業にしていくためにも、教員の副業解禁は必須であるといえます。

社会にパラレルワークのムーブメントを

引用元:経団連 2020年 労働時間等実態調査

先ほど紹介したリタリコやリクルートなどの先進的な取り組みをする企業は確かに出てきています。

一方で2020年調査では民間企業でも8割近い企業が副業を認めていません。

副業の本業に与える好影響については以下の研究が参考になります。

 「活動での成長期待」という主体的に成長を目的とする場合に,本業の行動に正の影響が存在する。

石山恒貴:「副業を含む社外活動とジョブクラフティングの関係性」より引用 https://www.jil.go.jp/institute/zassi/backnumber/2018/special/pdf/082-092.pdf

自己成長を目的とする副業には本業に対してある程度好ましい影響がもたらされると。

VUCAの時代にあって副業を始めとする越境は、個人にとっても組織にとっても可能性を秘めているのになかなか一般的になっていないという課題があります。

この状況を、教師の越境を当たり前化することによって少しずつ変えていけるのではないかと考えているのです。

オンラインコミュニティ「シン・教員」の目的

まずは何をするためのコミュニティなのかをご紹介します。

短期目標:教員をはじめとする公務員に越境の第一歩を

このコミュニティの短期目標は先生に越境の第一歩を経験してもらうことです。

そのために以下の活動をしていきます。

フルタイムの先生

  • 兼業許可に向けた情報交換
  • 越境の時間捻出のための余白の作り方
  • 教員の越境に関する失敗の共有
  • 非営利法人を設立してみる
  • コミュニティ内での仕事受発注
  • プロボノ活動(専門的ボランティア)

一番強調していきたい仕組みは、「コミュニティからの仕事依頼」です。

正規教員の兼業の第一歩として、第3者からの仕事依頼が最も兼業許可のハードルが低い。

コミュニティ内で先生のスキルを発信する講演会や執筆などをしていただくことで、コミュニティから依頼書を発行し、所属書に兼業届けを提出していただくという試みを続けています。

シン・教員から受けた依頼をアナタが所属所に対して申し出ることで兼業第一歩を踏み出せるといことです。

パートタイムの先生

  • 個人事業や法人経営の情報交換
  • 非常勤講師としての情報交換
  • 非常勤の兼業、失敗の共有
  • 社会保険や税制などの相談
  • 外部からの仕事受注

非常勤×個人事業や、教員から独立した方については上記のような価値を受け取っていただくことができます。

特に非常勤としての職場との交渉や事業主としての立ち回りなどの情報を得る場所として最大限活用していただきたいと考えています。

まだまだ新しいパラレルワーカーな教員の働き方をこのコミュニティの力を使って一般的なものにしていきましょう!

参加者共通のコミュニティ活用法

  • ファイナンスの相談・情報交換
  • 参加者同士の交流
  • 働き方改革の情報交換
  • 少し先にいる人に相談できる
  • 兼業している人たちと知り合える

今後さらに増えていく予定です。

中長期目標:教員の兼業を当たり前に

中長期目標として教員の兼業を当たり前…というか普通のものにしていきたいわけです。

兼業することで資質向上につながると信じています。

また、職業選択の際に選んでもらえる可能性も増すはず!

サブ目標:教員以外の公務員にも兼業を

実際に現段階でもコミュニティには教員以外の公務員の方も参加してくださっています!

また、各自治体では公務員の兼業が条件付きで許可されているパターンも。

兼業したいけどなかなか突破口が見つからない!という公務員の方からの相談も度々受ける中で、その手助けもしていきたいと考えています。

ぜひ他業種の公務員の方も参加してください^^

なんで教員の兼業にそこまでこだわるのか

ー編集中ですー

ありすぎてこれだけで記事化できるので、後日記事化します。

しばしお待ちください。

社会的意義が大きいと考えています。

まとめ&参加フォーム

色々書いてきましたがとにかく日本の教員・公務員に兼業の流れを加速させたいので力貸してください!!

正規の公務員辞めて皆さんの代わりに軽いフットワークを得ました。

しっかり動くので元気をわけてくれ!!

とりあえず今はお金かからないので気になった方は入ってみてください!

スラックというものを使ってコミュニケーションをとっています。

ある日突然課金が始まるということもありません。ていうか仕組み的にできません(笑)

一応利用規約もあります。

日本初の試みをいくつかしていることもあり、外部に情報が漏れないようにという意図もあります。

シン・教員 利用規約

以下の規約を守っていただける方のみお申し込みください。

  • 公序良俗に反する行為の禁止
  • 違法行為や適法でない副業についての発言や質問などの禁止
  • 内部の情報を漏らさず秘密を厳守できる方のみ入会できます
  • 特定メンバーへの誹謗中傷・荒らし行為などの禁止
  • 他の団体への勧誘や宗教等への勧誘の禁止
  • 上記を守っていただけない場合は強制退会させていただく場合があります

上記規約に同意いただける方は

TwitterのDMで参加申し込みをお願いします!

シン・公務員 管理人Twitter

Twitterアカウントをお持ちでない方は、お問い合わせページよりお申し込みください。

題名に「シン教員コミュニティ参加申し込み」と記入いただけると助かります。

一緒に面白いこと、しましょう!