非常勤講師とフリーランスという提案

こんにちは。

教育コンサルタントのマサムネです。

表題の通りで、今回は独立したいと考えておられる先生に向けて非常勤講師とフリーランスのハイブリッドな働き方を提案します。

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一応公務員だけど副業OKな非常勤講師

2020年より正式名称は会計年度任用職員というものになりました。

基本的にパラレルワーク可能です。

ただし信用失墜行為の禁止や守秘義務などは適用されますので、何でもあけすけに発信して事業を行うということはできません。

雇用の条件面

給与に関して、大阪の例をあげると授業1時間につき2880円となっています。

授業一コマに対してのみ給与が発生するという仕組みですので、教材研究はいつするのか謎な部分ではありますが、、、

何にしても時給は高めです。

基本的には1年以内の契約になるため安定感という意味では薄いかもしれません。

最終的には完全な独立を目指すわけですから、このあたりは致し方ないでしょう。

週あたり15.5時間を超えるとボーナスがもらえます!

このあたりは自治体によって異なるかもしれませんので適宜ご確認ください。

残業はないとされていますが、評価や授業準備などに多くの時間が割かれることもあるかもしれません。

ここはしっかりと交渉が必要です。

週20時間を超えると社会保険が適用されます。

フリーランスの場合は国民健康保険に加入する必要がありますが、20時間程度の勤務で社会保険に加入できるのはそれなりに旨味があると言えます。

独立の足がかりとしての非常勤講師

現在の教員不足の状況を鑑みると、フリーランスとしての独立までに非常勤でワンクッションを置くのは有効だと考えられます。

一方で教科や校種など、所有する免許によって需要にバラつきがあることは間違いないでしょう。

また、非常勤は基本的に欠員補充ですので需要の出やすいシーズンというものも存在します。

基本的には年度初めや長期休暇明けが需要が高まる時期だと言えそうです。

また、ゴールデンウィーク明けなども実は需要が高まります。

これは私学の派遣事業者と話したときに聞いたことなのですが、やはり長期休暇後に来れなく先生がでてきてしまうようですね。。。

上記のようなことを踏まえつつ、非常勤講師×フリーランサーの道を模索してみてください🍀

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この記事を書いた人

教員の複業について日本で一番詳しい者です。
学校の内外を往還する先生を研究実践するNPO「越境先生」代表。
教育系複業家。
現職:任意NPO代表&SchoolTech企業社員&個人事業主/
過去の職業:複業&小学校非常勤←中学理科教諭←教育大←吉本新喜劇 |

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