失敗はもう怖くないー失敗に強くなるための具体的トレーニング方法ー

こんにちは。

教育コンサルタントのマサムネです。

皆さんは「失敗」って好きですか?

おそらくこの記事にたどり着いた方は、失敗に心をとらわれてしまって失敗を何とかしたいと考えているでしょう。

僕もそうで、基本的に成功の方が好きですし、人生から失敗が消えてしまえばいいのにと思います。

失敗してしまう自分に嫌気がさすこともあります。

しかし、失敗はどうしてもなくなりません。

そこで今回は失敗に強くなる具体的な訓練の方法をお伝えします。

【結論】失敗が怖くなくなる具体的トレーニング方法
  • 副業
  • ダイエット、筋トレ
  • 転職活動

この3つをやることでなんで失敗に強くなるの?!と思いますよね^^

理由を踏まえてしっかり解説していきます。

あとあれですね、失敗を恐れまくっていた過去の自分を励ますつもりで書きます💦

我が失敗は永遠に不滅です

長嶋茂雄さんの名言を低レベルにオマージュしてみました(笑)

当然であり見落としがちなことですが、どんなことをしても失敗は絶対になくなりません。

どんなに準備しても失敗はなくせない

どんなに優秀な人でも、どんなに完璧に見えるプロジェクトでもそこに人間の担う部分がある限り必ず失敗はおこります。

時間がない中必死にできる限りの準備をしても、必ず不測の事態というものは起こりえます。

そして起こってしまったことはなかったことにはなりません。

避けられないしなくならない。それが失敗です。

失敗を「引きずる」から「糧にする」へ

失敗はその瞬間だけ見るとただのミスですが、人間の成長には欠かせません。

1歳の息子も、何度もつかまり立ちをしては尻もちをついてを繰り返していました。

お尻を何度地面にぶつけても何度も何度も挑戦し、少しずつやり方を変えてついには立ち上がることができました。

仮に息子が一回お尻を地面にぶつけただけで、

「ナニコレめっちゃ痛い。萎える。。。できるようになるかもわからんし、、もうやめよ。」

とか考えていたとしたら絶対に立てるようになっていませんよね。

でも我々はなぜか大人になるにつれ一度の失敗に心を奪われやすくなり、その失敗をずっと引きずってしまうようになるのです。

本当にしないといけないことはわかっています。

引きずらずに次の糧にすべきなんです。

「過ちを気に病むことはない。ただ認めて、次の糧にすればいい。それが、大人の特権だ。」

機動戦士ガンダムUC、フル・フロンタル

そうなんです。そうすべきなのはわかっているんです。でも気になっちゃう!!

「引きずる」を和らげる技術

ほとんどの失敗は正直言って大したことありません。

自分や他人の命を脅かすとかそういったこと以外は、想像している2割くらいしか悪影響を及ぼしません。

それでも失敗したことが気になりすぎて何も手につかなくなるということはあります。

そんな辛い気持ちを和らげる対処の方法はいくつかあります。

ただ、引きずりにくくする技術は個人によってあうあわないがあります。

ですから自分なりの方法を見つけてほしいのですが、僕がよく使うおススメの方法を一つ紹介します。

あえて引きずっている分の気持ちに集中してみる。

これだけです。

もう少し具体的に説明します。

以下の手順をそのまま実行してみましょう。

失敗の引きずりを和らげるテクニック
  1. 目をつぶって深呼吸する
  2. 失敗して引きずっている気持ちを自分の中にイメージする
  3. その気持ちが体の中のどこにあるのか探してみる

辛い気持ちに注目して、体のどの部分にあるかを落ち着いて探してみます。

おおよその位置がつかめる場合もありますが、僕の場合はたいていどこにもないなということに気付きます。

すると、このテクニックを使う前よりイヤな気持ちが小さくなっています。

これは瞑想の方法の一種なのですが、色んな辛い気持ちに応用できるのでおススメです。

まずはとにかく「引きずる」から脱出するためにこの技術を使ってみてください。

この技術はこちらの本を参考にしています。

瞑想で集中力を高めてみたい方は読んでみるといいかもしれません。

目次

失敗を恐れる教育

我々はなぜこんなにも失敗を恐れ、失敗を気に病むのでしょうか。

それは我々が失敗をあまり経験せずにここまで成長してきたからです。

人は未知のものを恐れる

人間の脳には恒常性があります。

慣れ親しんだものを守ろうとし、新たな経験や慣れないことを避けてしまうのは人間がそもそもそういった生き物だからです。

赤ちゃんの例でいくともともと人間は失敗をあまり気にしないようにできていそうですが、大人になった我々は赤ちゃんと違い失敗を恐れます。

これは、教育が失敗することをとりあげ、成功体験を積んでいくような設計になっているからです。

日本の教育はなんとか大きな失敗をさせないようにデザインされています。

1年などの短期的なスパンで見れば、細かい失敗をさせない方が管理をしやすいからです。

また、現代の教育のかたちが確立された明治~昭和にかけては、一定水準の単純労働をこなせる人材や兵隊が求められていました。

細かな失敗をして試行錯誤する人材ではなく、なるべくミスをせず従順に働く人材が求められ、それを育成する教育のシステムになっているわけです。

公務員やサラリーマンは失敗をほとんど経験しない

そういった学校教育で順当に進級を重ね、サラリーマンや公務員になれば、そこでも学校の延長のような世界が広がっています。

ある程度身分は保証され、自ら思考するというよりは与えられた役割を次々にこなしていくというような生き方を続けます。

上司の指示通りやりさえすれば、もし不測の事態が起こったとしてもそれは会社や上司の責任になります。

自分で考えて失敗すれば人に避難されるわけですから、これでは何かを試そうとはならず、指示通りにやろうと考えてしまうのは当然の流れです。

そもそも失敗は敵ではない

とはいえ失敗は実は悪しきものではありません。

「失敗があるから成功する」とはよく聞く言葉ですが、これはその通りです。

うまくいかなかったとしても、そこで立ち止まらずに別の手立てを試していけばいつかはうまくいくはずです。

失敗とは、成功を手にするまでのプロセスの一つでしかないのです。

失敗は「この方法は成功ではなかった」という確認が完了したときに生まれるものだと捉えればいいのです。

失敗を恐れなくなるトレーニング

私は少し前までは失敗が怖くていちいち気に病んでしまっていたのですが、最近は失敗を気にも止めなくなりました。

それは自分がある程度トレーニングを積んだからです。

失敗=部分的成功

ある実業家の方の発言に、

「失敗という言葉の響きがよくない。『部分的成功』とかほかの言い方をすればいい。」というものがありました。

私もそう思います。

最近も失敗やうまくいかないことを良くする私ですが、全て頭の中で

「よし、また部分的成功をしたぞ。」と考えるようにしています。

成功までのプロセスの一部なわけですから、失敗は部分的成功と言い換えても何も問題はないわけです。

失敗の量産

脳内で失敗の認識をずらすことができたら、次に失敗を量産します。

もちろんうまくいかないことがそのままになっていてはダメで、毎回「次はこうしたらうまくいくかな?」などと考えます。

それをするうえで、失敗を量産してしまうのです。

部分的成功という認識を持ったうえで失敗しているわけですから、あまりこたえませんし量産していくことで失敗に慣れます。

失敗との付き合い方がうまくなっていくので、思わぬところから失敗が飛び出してきてもあまり動じなくなります。

かなりストロングスタイルなようにも思えますが、気にならなくなって次々にトライしていける方が成功にはどんどん近づいていきます。

あと、毎日徐々に伸びていく感覚を持てるので楽しいですよ^^

人間は毎日良くなっていれば幸福を感じますし、今後人生は良くならないと感じたときに自殺を図るものです。

おススメの失敗方法

ここからは僕がお勧めする失敗体験トレーニング法を紹介します。

失敗の耐性を上げるために失敗の量産をお勧めしましたが、なんでも失敗すればいいというわけでもありません。

仕事先で挑戦しまくって撃沈し放題になっていれば信用を失いますし、

誰かに迷惑をかけてしまえば心も摩耗します。

また、金銭的な投資などをしたうえで失敗すれば、心は鍛えられるかもしれませんがちゃんとお金を失います。

ポイントとしては、

  • 人に迷惑をかけない
  • 資産や健康を失わない
  • できれば自分のためになること

このあたりをおさえたうえで失敗経験をつむのがお勧めです。

これを念頭に置いたチャレンジを行い、失敗してもともと、うまくいけば新たなものを得られる。

そんな失敗トレーニングをやってみることをお勧めします。

僕が失敗を気にしなくなるまでに積み上げた上記ポイントを押さえた失敗経験をご紹介します。

おススメの失敗トレーニング① 運動やダイエットなど

20歳ごろの体重は62kgでした。

それが30歳ごろになると最大83kgまで成長してしまいました。。。

糖質制限ダイエットをしたり、ジムに通ってみたり、、、色々やってみましたがことごとくリバウンドしてしまいました。

あまり裕福でもないのでお金もかけられませんし。。。とかいろいろ考えましたが、

今は週3日5kmのジョギングをして、週3日は自重トレーニングをするという生活です。

その生活が定着してから4カ月ほどですが、順調に体重は落ちていき、

81kg→72kgまで絞ることができています。おおよそ9kgですね!

これも色んな方法を試す中、トライ&エラーを繰り返し、失敗を糧にしながら進むことでここまでたどり着きました。

本当に色んなドラマがあったのですが、これはまた。。。別の記事でかきます。

参考にしているトレーニングの教科書と食事の教科書はこちらです。

運動や食事に関しては個々人によって向き不向きがあるのでこれもとにかく試すしかありません。

成功までにたくさんの失敗を経験しますが、成果が出始めるととっても楽しいです。

SNSマーケティング  副業など

Twitterやyoutube、インタグラムなどは、ある程度のフォロワーを集めるとそれがそのまま財産になります。

信用経済の勉強にもなり、数字で分かりやすくうまくいっていないので失敗トレーニングにはもってこいです^^

SNSで収益化しなければ、公務員の方でも挑戦できることも魅力です。

副業がOKならば副業してしまうのもアリだと思います。

職場に迷惑がかかることもありませんし、ただただ失敗経験が得られます。

失敗を重ねて成功できるようになったら大ラッキーですよね^^

転職活動

これは本当に良い失敗経験になります^^

転職活動と言っても、本当に転職しなくても全然OKです。

僕が何をしたかというと、自分の市場価値を調べるつもりでまず転職エージェントに登録しました。

転職エージェントは無料サービスで、仲介してくれるエージェントがベストマッチな企業を適宜案内してくれるというものです。

手数料などは企業側が払うので個人からすればノーリスクでたくさん失敗できます。

僕はもう落ちまくりましたね(笑)

正規の教員を辞める前に転職活動してみたんですが落ちるのなんの^^

そもそもある転職エージェントからは登録すら拒まれてしまいました爆

最終的に転職活動はすっぱり辞めました。

これは自分の価値観を確認したうえで、

「公務員を辞めて企業に行っても組織の中で不自由を感じることにはかわりがない」

ということに気付いたからです。

とはいえ、失敗の胆力を最も鍛えられたのは転職活動でだったのでこれは非常に良い経験でした。

何社にも履歴書やオーダーメイドの志望動機を送って、ときには面接を受け。。。ということを繰り返しました。

とっても真剣に取り組みましたが、全然うまくいかないんですよね^^

でも徐々に自分の売り込み方や面談の受け方に磨きがかかっていったのはわかりました。

転職活動終盤では、一生懸命考えに考えた書類を書類選考で落とされたことがストンと胸に落ちて、特に引きずっていないことに自分で驚きました。

一生懸命書類を作ることと、相手の希望とこちらの希望がマッチングするかどうかは別問題なので別に必要以上にへこまなくてもいいなと。

あとは転職市場で学校の先生は普通に不利なのでそれもそれで僕のステータスには向いていないゲームだったというだけのことです。

これは失敗したままで終わりましたが、自分には転職が必要ないということがわかったこと。

また、自分を商品として売り込むノウハウを勉強できたことは大きな収穫でした。

あと教師が人気ないということを実感的に理解できたのもよかったですね^^

僕が利用したエージェントは

転職なら【doda】のパーソナルキャリアサービス

リクルートエージェントの転職支援サービス

こちらの二つです。

登録して活動して、内定が出ても別に断ればいいだけですし、

もし良い出会いがあれば本当に転職すればいいですし、一度やってみるのはめちゃくちゃおススメです^^

家計の見直し

生命保険や収支の管理方法などを見直して、細かな失敗をしつつ優良家計を作っていくのもいいかもしれません。

僕は生命保険をすべて解約&マネーフォワードMEを導入して家計の改善に取り組んでいます。

また、資産運用もスタートさせました。

一番大事なのは自己受容

失敗を量産するトレーニングで失敗に慣れてどんどん成長するのはオススメです。

しかし、量産の過程で一回一回失敗にへこたれてしまってはいけません。

自分なんかダメだという自己否定、

もっと時間さえあればできているはずだ。。。という希望的自己肯定。

こういったものにとらわれていては失敗は生きませんし、また失敗を避けるようになってしまいます。

そうではなく「自己受容」を大事にしてください。

「今回書類選考に落ちたのは、会社が欲しがっている部分を捉えられていなかったからだ。」

実際の自分と現実をありのままに受け入れることで失敗はきちんと自分の糧になってくれます。

失敗を過度に恐れたり、視界から外して失敗していないかのようにふるまったりせず

ありのままの自分とたくさんの失敗経験を糧に共に成長していきましょう^^

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この記事を書いた人

教員の複業について日本で一番詳しい者です。
学校の内外を往還する先生を研究実践するNPO「越境先生」代表。
教育系複業家。
現職:任意NPO代表&SchoolTech企業社員&個人事業主/
過去の職業:複業&小学校非常勤←中学理科教諭←教育大←吉本新喜劇 |

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