こんにちは!教員コンサルタントで元中学教諭のマサムネです^^
皆さん免許更新そろそろですか?
普段めちゃくちゃ忙しいうえに時間も費用もかかるから大変ですよね(-_-;)
この記事では、免許更新制度のウラワザを使ってお得に免許を更新する方法をお伝えします^^
結論:新たに免許を取り足すと更新期間が延長される
意外と知られていない裏技ですが、実はこんなことができます。
Aの免許を2010年に取得し、Bの免許を2018年に別で取得した場合すべての免許状の有効期限は最新の免許状の有効期限に自動的に統合されます。
つまりAもBも両方2028年までの有効期限になるわけです^^
現職教員の場合、隣接校種や特別支援の免許状であれば基本的に在職年数3年をもとに大学の単位さえとれば免許を追加することが可能です。
単位をとるといってもだいたいが10単位前後なのでそこまで大変な量というわけでもありません。
つまり免許更新の2年前くらいに通信制大学で免許を取り足してしまえば、勝手に免許状の有効期限が延長されるうえに割とイージーに別の免許も手に入れられるということです!
一石二鳥!!
例えば僕の場合だと、、、
「中学校理科一種・小学校一種×正規教員として8年以上勤務」
上記の免許状と実績があります。
この場合なら高校一種の免許であれば12単位、特別支援二種なら8単位を追加すれば取得できます。
詳しくは文科省HPで!
特別支援免許状二種の取得
僕の場合は放送大学で特別支援の二種免許状を追加取得しました。
中学理科の免許状で高校をとり足す場合、調べた限りでは明星大学くらいしかなくて、しかもけっこう骨のある通信講座を受けないといけないのでまだとっていません(;・∀・)
放送大学の特別支援学校二種免許状はテキストが送られてきて基本的にはネットやラジオで受講して修了試験を受けるという流れです。
普通に学校の先生として勤務しているのならきちんとパスできる内容ですので、コツコツやりさえすれば割と簡単に単位はとれます。
念のため各自治体の教育委員会に必要な単位の要件を確認する必要はあります。
隣接校種や異教科の免許状
もとになる免許状がどれでとりたい免許状どれなのかによって、免許取得のための在職期間や必用単位は細かく決まっています。
在職年数と単位取得によって取得できる場合がほとんどですが、例えば「中学の理科をもとに高校の英語の免許をとりたい」とかはできないようです。
基本的には同校種異教科か同教科隣接校種の取得になります。持っている免許状と新たにとる免許状の組み合わせによっては二種免許になることもあります。
詳しくは自治体のページか、文科省のページを参照してくださいm(__)m
ちなみに私の場合のように、そもそも通信制の大学で単位がとれない教科もあるので注意が必要です。
結局特別支援の二種がもっとも間口が広くて取得するハードルも低いように思います。
費用面ではどっちがお得か
免許更新講座は基本的に30000円程度が相場です。
一方で教員免許状の取り足しは特別支援二種で51000円の費用、それ以外に単位数が増えてくると5万円~10万円の費用がかかる場合があります。
おおむね倍近くの費用がかかるので、さくっとコスパ良く済ませたいという人は更新講習の方が良いかもしれません。
このあたりの費用のとらえかたも、免許状の必要性によるということになります。
時間的拘束は?
拘束時間に関してはどちらも通信講座であればある程度効率的に進められる可能性があります。
特別支援二種の8単位程度であれば、正直なところ50時間くらいの学習で取得できるのではないかと思います。
計ったわけではないのですが、だいたいそれぐらいでした。正直もっと短縮できると思います。
免許更新講習の必用時間が30時間なので、これも免許に興味がある人からすれば気にならない時間の差かもしれません。
まとめ
今回は免許更新の裏技をお伝えしました。
今回ご紹介した方法は、新たな免許状に興味があって免許更新も数年以内に控えている人にとっては、一挙両得でとても旨味のある作戦です。
基本的に通信制大学での履修になります。ご自身の現在の状況からとり足せる免許があるかどうかを調べてみるのもいいかもしれません^^
※ちなみに特別支援の免許状を既に持っている方は別領域の特別支援免許状をとり足しても更新期間は延長されませんのでご注意ください。
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