教員Youtuberの身バレリスクって実際どう?【登録者6000人の教員が解説】

配信したい先生

Youtubeやりたいけど身バレは微妙だなぁ。声出したら身バレするのかな?そもそも身バレするとやっぱりマズイの??

こういった疑問に答えていきます。

この記事の内容

  • 教員Youtuberの身バレリスク
  • 具体的な身バレ対策

この記事を書いているマサムネは正規教員のとき約3年Youtube運用し、6000人に登録してもらった経験があるのでそれなりに信憑性はあるはず。

この記事を読み終えると、「そんな感じでやれば教員Youtuberも身バレが怖くなくなるのね」という納得感が得られます。

動画で聞き流したい方はコチラ↓↓

結論:身バレはしにくいけど発信内容はクリーンに

この記事の全体を要約すると

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意外と身バレしないけど発信は実名顔出しでもできる内容にしておいてね。

ということになります。

Youtubeで発信するなら、いつかはマネタイズをしたいはず。

別にお金自体は汚くも何ともありませんからね。

となると、将来的に堂々と兼業許可を得られそうにない内容はNGなわけです。

また、顔出し実名で発信できない内容となると信用失墜行為守秘義務違反に該当するかもしれません。

どちらも地方公務員法で禁じられているので発覚した場合は懲戒の対象になります。

あくまで、「身バレしても問題ないけどあえて明かさないだけ」というスタンスで発信するのがオススメ。

教員Youtuberが法律関係で注意すべきことは以下の記事で詳しく解説しています。

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教員(公務員)がYoutubeで発信してもいいの?【登録者6000人の教員が解説】 結論からいうと教員がYoutubeで発信すること自体は問題ありません。以下のことを守っていれば特に許可も必要とらなくていいです。
目次

教員youtuberとして3年間発信した結果

僕は身バレしませんでした。

チャンネルのステータス

  • 匿名
  • 顔出しなし
  • 声だしアリ
  • 海釣りのチャンネル
  • 視聴者層 ほぼ男性 20代後半~60代くらい

身バレしなかったのは、教育に直接関係しないチャンネルだったからかもしれません。

おっちゃんホイホイなチャンネルなのでまず生徒が見ていません。

で、女性も見ていないのでお母さん方にもバレなさそうです。

そのうえで声しか出していないわけですから、6000人に登録してもらっても何も起こらなかったのかなと思っています。

自分としては特に隠しているつもりもなかったのですが顔出しせずにHNで発信してたら3年近くスーンと過ぎていきました。

もしかしたら誰か気付いていたのかもですが、問題のある内容でもないから黙っていてくれたのかもしれません。

こっそり収益化オンにしたり、危うい内容を発信したりしていたら何か起こっていたかもしれませんね。

今は退職したので晴れて収益化させてもらっています。

情報量を多くすれば身バレリスクは高まる

声質とか方言とか、ヒントが多いほど身バレリスクは高まります。

身バレにつながること

  • 発信の内容(自分の教科や教育)
  • コア視聴者層が10代
  • 顔出し
  • 声・しゃべり方・方言

趣味の発信をしていて景色・声も入れず字幕で発信している強者もいます。

ただそこまで特徴を伏せてしまうと親近感を抱いてもらいにくくなり、登録が伸びない可能性もあります。

そうなると完全に情報の質で勝負する必要があるため、ややシビアかもしれません。

そこはジレンマですね。

実名顔出しの教員Youtuerもいる

現役の公立中学校教員である「えざわ先生」は実名顔出しで発信していますね。

えざわ先生はきちんと学校に報告したうえで発信されているそうです。

元々書籍を出版されている方です。

報告のハードルは普通の先生に比べて低めかもしれません。

顔出し&実名状態の発信をするなら、収益化の有無にかかわらず校長先生に発信意図と内容を伝えておく方が無難です。

えざわ先生みたいに現役の教員でありながら顔出し実名で発信する人が今後増えていけばいいのになって思っています。

そのための情報を今後も発信していきます。

なぜかって?その方がおもしろいし、野心的な先生が増えた方が学校の多様化が進みそうでしょ。

マサムネ

情報でサポートするで!

教員Youtuberはクリーンが内容で発信すべき理由

冒頭にも少し書きましたが理由は二つあります。

詳しく解説していきますね。

信用失墜行為を避ける

なかなか身バレしないとはいえ公務員には信用失墜行為をしてはならないという決まりがあります。

身バレしていなくても、そこはしっかりと守っておくべきです。

例えば僕の場合、釣りチャンネルですが絶対に禁止場所では釣りをしないよう気を付けていました。

また、幼魚で生存の可能性が高そうな個体は原則リリースしています。

それらが信用失墜行為につながるかは微妙なところですが、

コンプライアンス意識を高く持って、実名で同じことをしても問題ない内容にしたいですね。

将来的に兼業届を出す可能性

教育に関連する内容を発信していればゆくゆくは兼業申請を出せる可能性があります。

せっかく登録者や再生数が伸びてマネタイズできそうになっても、過去にきわどい動画を発信した経歴があると許可を申請しにくくなりますよね。

センセーショナルなコンテンツは一瞬の威力はあっても、信用の蓄積をすることはできません。

また、もし教育と関係ないジャンルを発信しているとしても、それを教育に絡めた内容にズラすことによって兼業のチャンスはあるかもしれません。

どちらにせよ顔出し実名でもできる発信内容にするのが最もお得です。

保護者バレリスク

僕の場合これも起こりませんでした。

発信する限りは覚悟しておいた方が良いと思いますが、別に問題ないと思っています。

もちろんきわどい内容を発信していてバレたらアウトです。

しかし、実名でも発信できる内容を細々と発信しているというかたちにすれば、万一バレても問題ありません。

「筋トレのインスタを見つけられる」とかといっしょですね。

マサムネ

趣味で発信してますねん。

と説明したらOKです。

今現在僕は非常勤なのですが、立場的には収益化が可能なだけで公務員の義務の面では正規と変わりません。

でも普通に発信しています。

そしてバレていません。

また、バレても大丈夫な内容を発信しているので知られても問題ありません(*‘∀‘)

教員Youtuberの身バレリスクまとめ

  • 教員Youtuberで3年は身バレしなかった。
  • 顔出し実名でするなら校長に報告はしておくべき。
  • ヒントを少なくすれば身バレリスクは下がる
  • クリーンな発信で身バレに備える

「公務員であることを念頭に置きつつも個人で楽しんでいるレベル」ということにしておけば問題ありません。

クリーンで楽しく発信し、自己研鑽を重ねていきましょう^^

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この記事を書いた人

教員の複業について日本で一番詳しい者です。
学校の内外を往還する先生を研究実践するNPO「越境先生」代表。
教育系複業家。
現職:任意NPO代表&SchoolTech企業社員&個人事業主/
過去の職業:複業&小学校非常勤←中学理科教諭←教育大←吉本新喜劇 |

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