教員の蓄財に関する記事の第5弾です!
今回は、教員が蓄財をしていくうえで重要になるテクニックを解説します。
- 教員が蓄財していくために具体的にすべきこと
- 夫婦協働の重要性
- 蓄財のための小ワザ
前回の記事↓↓
ではここからが今回の内容です。
動画で知りたい方はコチラ↓↓
夫婦で共働戦線
蓄財のためには夫婦で足並みをそろえつつ協力していくことが不可欠です。
夫婦で共同戦線を張る欧米
日本では最近になって夫婦共働きが定着してきましたが欧米では20~30年前から夫婦共働きは主流です。
女性が家庭に入って専業主婦になることによって、家計的には一生涯で2億円の金融資産を失っていることになります。
夫が外で働き妻は家庭に入って家事を全て担うよりも、夫婦が共に働き家事も育児も分担して遂行していくことのほうが蓄財を考えると合理的です。
日本にはまだまだそういった意識が定着していないため、どうしても家事に協力的でない男性が多いというのが実情です。
しかし、例えば夫婦共に教員であればいわゆるパワーカップルということになります。
この状態の家庭は世帯年収1500万円を40歳代で達成できるため、散在しなければ余裕を持った家計を実現することが可能です。
こういった夫婦のことをパワーカップルと言いますが、この場合簡単に純資産5000万円程度を達成することができます。
富裕層は既婚率が高い
アメリカの億万長者について調査した書籍『なぜ、この人たちは金持ちになったのか』によると、億万長者の92%は既婚者なのだそうです。
生活コストを共有できて、いろんなタスクを分担できる夫婦は独り身よりも爆発力を持っています。
あなたが既婚者なのであればパートナーとの作戦会議は欠かせません。
未婚の人は価値観のあう相手を選ぶことが、豊かな人生を実現させるための第一歩です。
もしまだ結婚していない人は、価値観があう人をパートナーにしたほうがいいということです。
特にお金に関する価値観はしっかりと見極めるべきかと思います。
教師だけど貯えがほとんどない・・・というタイプの人は要注意です。
家計の作戦会議のポイント
本音を晒すのはお互いに怖いものですが、まずは一番の味方である自分のパートナーを信頼しましょう。
最大にして最強の味方であるパートナーと同じベクトルでお金のことに向き合えられれば、教師でありながら経済的自由に近づくための基礎ができていくことでしょう。
反対に、夫婦でバラバラなことをやっていては経済的自由は近づいてきません。
我が家も家計や今後のことについて月に一回程度は話し合う機会を設けています。
家計管理アプリの導入
豊かになるためには家計の改善が欠かせません。
家計からどれだけのお金が出入りしているのかを正確に把握するためには家計簿アプリの導入が必須です。
クレジットや銀行の口座を登録すれば、お金の出入りを全て全自動記録し、さらには分類も分けてくれます。
僕はマネーフォワードmeを利用しています。
三井住友銀行や楽天銀行でも家計簿のアプリがありますので、いずれかの家計簿アプリをまずは試してみましょう。
証券口座の開設
富裕層が必ず所有している「証券口座」。
株式や投資信託の取引をするための口座です。
蓄財ができるようになったら次はこちらの口座を開設しましょう。
貯金はインフレリスクに耐えられない
「投資」と聞くとなんだか怖い感じがしますよね。一方で現金による貯金には安心感があります。
しかし現金預金はインフレリスクに弱いというデメリットがあります。
インフレリスクとは物価が上昇してしまうリスクということです。
1990年ごろに100万円持っていた人は軽自動車を1台現金で購入することができていました。
一方で同じ人が2020年まで100万円をタンスにしまい込んでいたとしたらどうでしょうか?
2020年には100万円で軽自動車を購入することはできません。
物価が上昇したためです。
同じ金額でも年代が進めば進むほどお金の価値は減衰していきます。これがインフレリスクです。
昨今は貯金をしていてもほとんど利息は付きません。
ある程度の現金預金をもっていれば、あとは積み立てNISAなどを利用してインフレリスクに対応できる資産を作っていく方がいいということです。
最近は前米株式インデックスファンドや全世界株式インデックスファンドが注目されています
我が家も夫婦ともに積み立てNISA&子どもはジュニアNISAを開設して、ほったらかしの運用をしています。
具体的に家庭でやってほしい蓄財のためのステップ
今回の話題を踏まえて、具体的に家庭で行うべきこととそのやり方をご紹介します。
夫婦で作戦会議
まずは夫婦で作戦会議です。
パートナーと向き合い、お金に関しての計画をたてる機会を作りましょう。
すべての収支を自動で記録できる家計アプリは必須ですが、出入りを知られるのを嫌がられることもあるでしょう。
なぜ過程で蓄財をしたいのかをはっきりさせつつ、そのためには二人の協働が必須であることの合意形成をしていきましょう。
お互いに落ち着いて話す時間を設けるところから提案してみることをオススメします。
僕の場合は数カ月間の家計の収支や固定費をすべて明らかにしつつ、将来必要なお金とそれを用意するためにはどれくらいの貯蓄が必要なのかを全て割り出しました。
ざっくりした資料ですがそれを提示してみて、二人で話し合いながら教育費や年間の予算などを決めていきました。
最近の家計の会議では固定費を削減するために住居の住み替えを検討し、実際に物件の内覧をし始めています。
急にここまでする必要はないですが将来何にどれくらい必要なのか、固定費や自由使いたいお金はどの程度あるのか、こういったことをざっくりでもいいのでまずは話し合う機会を設けてみましょう。
最初はパートナーに家計についての興味を持ってもらうところからで充分です。
家計管理アプリ導入
蓄財をしていくことの合意ができたら、家計管理アプリを導入してみましょう。
マネーフォワードMEというアプリであれば夫婦二人共の金融資産や収支の状況が把握できます。
少し設定が面倒ではありますが一度設定すればあとはオートなのでぜひ試してみてください^^
証券口座開設
これも最初はすごく面倒ですが、一番おススメなのは楽天証券での口座開設です。
証券口座を持ったことがない方は、同時に楽天証券で積み立てNISAを申し込みましょう。
どんな投資商品を買ったらいいかわからない方は、ぜひYoutubeなどで情報収集をしてほしいのですが、例として僕が買いつけている商品をご紹介します。
僕の場合はeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)を積み立てNISA口座に毎月33333円ずつ自動買い付け設定をしています。
この設定をしておくと理論上は20年で800万円の投資額に対して1200万円程度の資産になっているはずです。
夫婦それぞれがこれをしておくだけで老後問題解決ですね。
まとめ
蓄財のためには夫婦で足並みをそろえるのは絶対!
まずは短期・中期・長期のお金の計画をぼんやりと建てる。
そのうえでしっかりと夫婦でお金の作戦会議実行!
夫婦で方針が固まったら家計アプリ導入。
最後に積み立てNISA口座のセットアップで小金持ちコース確定!!
教員2馬力は続きさえすればヌルゲーです!!
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