教師の家計簿

教師がお金持ちになるための具体的方法4選

この記事では教師という職業の人がお金持ちになる方法を4パターン具体的に紹介します。

お金持ちを目指す目的は人それぞれでしょうが、教師をしながらファイナンスに興味を持った方の方向性を定めるお手伝いができる記事にしました。

4つの中からどれを選択するのかはご自身の状況に応じて検討してみてください。

この記事でのお金持ちの定義

この記事でのお金持ちの定義は、「純金融資産1億円」ということにしています。

野村総研のサイトによると純金融資産1億円以上の富裕層は全世帯のうちの2.46%程度です。

また、ほとんどの世帯が45歳以上ということでした。

ここからは元中学教師で現在フリーランスのマサムネが考えた、現実的に教師という職業のまま富裕層になれる見込みのある道筋をご紹介します。

ここからご紹介する内容では家計の最適化と資産運用が必須になりますので、その点も併せてご承知おきください。

なお、それぞれのパターンを☆5点満点で評価しています。星が多ければ多いほど有利だということです。

正規教員+賃貸の大家

安定度☆☆☆
実現速度☆☆☆
経済的リスクの低さ☆☆
メンタルリスクの低さ☆☆
お勧め度☆☆☆

教員は一定以下の規模であれば不動産賃貸業をしても問題ありません。

正規の教諭として安定収入とローンを組みやすい状況は保持しつつ、不動産賃貸業で本業の収入+αの利益を上げていくというやり方です。

最初から大きな不動産を購入するのではなく、まずは小規模且つ大打撃を受けにくい規模からスタートし、不動産経営のノウハウを積み上げていくことが重要になります。

不動産の知識や市況をよむための学びは必要ですので時間はある程度必要です。

ときには賃貸ローンを組んで不動産を購入する、いわゆる「レバレッジをかける」状態になることがあり得ますので、経済的なリスクは伴います。

小さく初めて育てていけばいいわけですが、そのやり方だとある程度時間もかかります。

また、本業が精神的に常に安定している職業だとはいえないため、そこに不動産の空室ストレスなどが重なるとメンタル的には二重の辛さを味わうリスクがあるでしょう。

正しく不動産の所有権数と利益を上げていくことができれば、富裕層への到達は他の方法より早い可能性があるかもしれません。

正規教員+教育研究家

安定度☆☆☆☆
実現速度☆☆
経済リスクの低さ☆☆☆☆
メンタルリスクの低さ☆☆☆
お勧め度☆☆☆

教育公務員は、教育に関する出版や講演については兼業の許可が下りやすくなっています。これは教育公務員特例法にも明記されています。

普段の研究内容や実践がそのまま商品化できるため、元手がかかりません。

ただし講演や出版での収入はそこまでのインパクトがあるわけではないので、富裕層への到達には相当な時間を要するはずです。

教師の仕事に満足していて、且つ積極的に実践内容を発信していきたい人にとっては一石三鳥くらいの旨味があります。

また、発信する内容が普段の業務と直結していますので意識が分散しにくいというメリットもあります。

正規教員2馬力

安定度☆☆☆☆☆
実現速度☆☆
経済的リスクの低さ☆☆☆☆☆
メンタルリスクの低さ☆☆
お勧め度☆☆☆☆

これはもう鉄板です。再現性抜群の戦略になります。

教員2馬力の場合、生活コストさえ押さえていけば年間250万円の貯金が可能です。

というか固定費さえ押さえてしまえば1人分の収入はまるまる貯蓄すればいいわけです。

55歳までその戦略をとり夫婦で働く&早期退職制度を利用して2000万円程度の退職金を二人で受け取った瞬間に1億円を達成できます。

この方法の問題点は55歳時点までその作戦を使えないことと、教師だけをして55歳まで達してしまうとそれ以外での収入をすぐには見込めないことです。

早期退職をするまでに投資の勉強をしておき、年利4%程度で運用する能力を身に付けておきさえすれば退職後は非常勤講師&株式の運用益で生活できます。

55歳まで二人で教師として元気に働けそうで、夫婦二人ともが教師の仕事が大好きなのであれば成立するやり方です。

「メンタルリスクの低さ」☆2つにしていますが、教師は心身を病む恐れのある職業ですのでそのリスクが長期間夫婦二人ともに続くとなると必ずしも安定しているとはいえないかもしれません。

非常勤教員+起業

安定度☆
実現速度☆0~5
経済リスクの低さ☆
メンタルリスクの低さ☆☆☆
お勧め度☆☆

これはまさに僕が試していることです(笑)

正直いいところといえば「自由に働けるからメンタルを病みにくい」ということくらいかもしれません。

ただこれに関しても不安定な働き方であるという事実からときには落ち込むこともあります(;’∀’)


あとは個人の頑張りによっては爆発的に収益が伸びてくれる可能性があるというところですね。

ただしまったく利益につながらないこともあり得ます(笑)

そもそもお金持ちを目指す必要

こんな記事を作っておいて今更なのですが、そもそもお金持ちになる必要はあるのでしょうか。

マサムネ

僕的には自由に生きられるくらいには必要。やりたいこと多し。

ここは自分の価値観を見直してみないとわかりません。

人によって必要な金額は違うはずです。

僕の場合は自由な時間を手に入れたり、友達や家族にためらいなくプレゼントできたり、好きなことを好きなタイミングで学んだり行動できたりと、そういったことのために準富裕層くらいの資産は必要だと考えています。

自分が世の中に価値を示しつつ自由に生きるためには独立するのが一番いいと考えて、この道を選んだわけです^^

皆さんもそれぞれの価値観を見直して、「本当に夫婦二人分の時間をすべて注ぎ込んでまでお金が必要なのか?」ということを考えてみてください。

答えはそれぞれの中に必ずあります。

まとめ

今回は教師という職業で富裕層になる方法をご紹介しました。


正直にいうと2馬力は絶対です。

教員2馬力と他の方法を組み合わせていくことで富裕層への道は近づきます。

大事なのはお金を稼いでその後どうするかです。

使いたい金額と何に使うかを設定し、人生のどの瞬間も豊かに生きられている状態を実現させていきましょう!

個人的には、正規教師&フリーランス配偶者のスタイルはめちゃくちゃおススメです^^

良い感じでリスクヘッジができていますからね。

ではまた!

シン・公務員Twitter

ABOUT ME
前田ひろあき
教員の複業について日本で一番詳しい者です。 学校の内外を往還する先生を研究実践するNPO「越境先生」代表。 教育系複業家。 現職:任意NPO代表&SchoolTech企業社員&個人事業主/ 過去の職業:複業&小学校非常勤←中学理科教諭←教育大←吉本新喜劇 |