こんにちは!マサムネです!
第一子第二子とあわせて2年半以上の育休経験のある僕が、育休中のお金事情、給料とのギャップについてお伝えします。
このサイトにたどり着いた方は恐らく相当調べている途中だと思いますので、ここではより具体的な情報と体験談を中心にお伝えします。
- 男性育休中のリアルお金事情
- 育休中お金に困らない方法
- 給料を減らしてまで育休をとる必要があるのか
男性中学教師の育児休業給付金
子が1歳になるまで支給される育児休業給付金。支給開始から180日は67%、それ以後は50%の支給率になります。
30歳時点で年収550万円程度だった僕の場合だと、180日までの期間は月に22万円前後、以後は月に16万円程度が支給されていました。
一般に育児休業給付金は「普段の給料の8割程度になるよう設定されている」とされていますが、手取りの金額で考えると本当にそんな感じです。
普段の給料は額面から社会保険料や年金や税金が引かれて支給されますが、育児休業中はこれらがすべて免除になるためそれらも含めて「8割」ということになっているようです。
肌感覚的にも普段の手取りの8割くらい!
育児休業給付金の決まり方
教員や公務員でいうと年齢が高ければ高いほど高額の給付金がもらえます!!
理由は、年齢が高いほどもとになる金額が高いからです。
金額は標準報酬月額/22×支給率×学校営業日という式で計算されます。
標準報酬月額とは健康保険や年金の掛け金を算出する際に設定されている「その人の月収の目安」みたいなもので、完全に普段の月収と連動しているというわけではありません。
各人で設定されていますので、気になる方は職場で調べてみてください。(明細の端っこに載ってたりします。)
基本的にベースの給料が多い人=年齢が高い人ほど標準報酬月額も高くなります。
僕が最初の育休を取得したときは33万円に設定されていました。
祝日の多い月や2月などは必然的に額が減ってしまいます。
ちなみに180日というのは取得後からの日数なので、学校が休みの日も180日のうちの1日にはカウントされます(;’∀’)
実際のところ生活には困らないのか・・・?
このあたりは住居費にどこまでお金をかけているかによっても変わってきます!
家族からもらった住居で生活していて住居にお金がかかっていなければ支給率が50%になっても余裕でしょうし、反対に毎月多額のローンを払っているのであれば取得後すぐから家計は苦しくなるでしょう。
また、住民税を納付する必要もあります。
普段は給料から天引きされていますが、給料がストップするため直接請求がくるのです。
ちなみに住民税は前年の年収によって決まるので、収入が減っているタイミングではかなり痛手です。
とはいえ育児休業給付金は非課税なので育休をとった翌年の住民税はお安くなります!
うちの家計は半年まではちょっと黒字、半年以後はちょっと赤字!
育休中にお金に困らないためには?
以下の点に気をつけておけば育休中にお金に困ることはないはずです!
- 育休中の給付金の額を把握しておき、予算をたてる
- 育休中も貯金し続けるくらいのイメージ
- 育休開始までに150万円程度は貯金しておく
家計の予算はざっくりでもいいのでぜひ立てておいていただきたいです!
スタートの段階から赤字家計になってしまうと心がすさんでしまいます。。。
支給率50%の時期にもプラマイゼロで家計をやっていける予算を組むと安心です。
黒字になるなら最強かもしれませんね^^
育休開始までにはまとまった額を貯金しておけば、心に余裕ができますし旅行にも行けるかもしれません。
赤ちゃんに色んな経験をさせてあげてください^^
資金がどうしても足りなさそうな場合は、学校の互助組合や厚生会などの貸し付けを利用するのも一つの手段かもしれません。
金利が低く育休中は返済を猶予してもらえる場合が多いからです。
ただしどうしてもの場合以外はお勧めしません。
我が家は育休中に家計ダイエットをして無駄支出が減りました^^
育休中の副産物的なメリットとして、家計のダイエットができるというものがあります。
保険や通信費などの固定費をうまく削減できれば、復帰後は蓄財にブーストがかかるはずです。
育児休業給付金の支給タイミング
僕と妻は前月の分が翌月の10日ごろに振り込まれていました。
本当にお給料みたいな感じで定期的に振り込まれます。
育休の延長などの際に手続きが滞ったりすると、翌々月に振り込まれるパターンになることもあるようです。
場合によっては空白の期間もあるということを想定し、育休までにある程度貯蓄をしておきましょう。
復帰した月は給料と給付金の振り込みが重なってリッチになりました!
育休の初月は給付金が振り込まれない・・・こんなこともあり得ます。
給料減らしてまで育休をとる意味はあるのか
結論からいうと育休をとる意味は確実にあります!!!
自身を持ってお勧めします!!!!
給料が減ると書きましたが、家計を見直すチャンスと考えればなんてことないです。
一方で我々は1秒ごとに確実に死んでいく生き物です。
何歳まで生きるかわかりませんが、死ぬことは間違いなくて、その残り時間を使って生きています。
自分の愛する子どもに1年くらい使ったところで、、、というか1年くらいきちんと使ってやるべきだと思います。
乳児期に愛情をたっぷり注ぐ
幼児期の親からの愛情はその後の発達を左右するとも言われています。
僕の実感として、おおいにあり得ると考えています。
我が家は二人の子どもを夫婦ダブル育休で育てましたが、今現在保育園では全然手がかからないと言ってもらっています。
小さいあいだの時間だけでもしっかりと両親の愛情を注いでやることは、子どもにとって必要なことなのではないでしょうか。
就労している状況では、ストレスがかかったり時間がなかったりでなかなか余裕を持って接することができません。
我が子の大事な時期に余裕を持って接するために、減額した分の収入を投資していると考えてみてはどうでしょうか^^
子育ては教師にとって最大の研修
詳しくは下記の記事で述べていますが、小さい子をしっかりと育てることは教育者にとって何よりも研修になります。
児童生徒や保護者への理解が高まり、またそれぞれ事情をもった同僚にも配慮できるようになるでしょう。
背中をもっと押してほしい!という人は以下の記事がお勧めです。
まとめ
今回は男性教師の育休について、リアルお金事情をまとめました。
育休までに予算をたててある程度貯金した状態であればお金のことは全然心配しなくてOKです!
手取りの給料の減り具合については、「年間のボーナスがすべてなくなる」を超えるくらいのダメージです。
しかしそれを補って余りあるほど家族の人生にとって大切なことです。
ですから、お金の漠然とした不安であきらめることなく、ぜひ育休を長期間取得してみてください^^
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僕は豊かな学校の先生を増やして、その先生たちが教育をしてくれる学校になっていけばいいなと思っています。
共に頑張りましょう^^
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