非常勤講師は副業・兼業できるって聞いたけど決まりとかあるのかな。実際やるなら何が良いんだろ？やってる人に聞きたいな。
という疑問に答えていきます。
この記事を書いている僕（マサムネ）は
- 現役非常勤講師（公立小学校）
- 教員しながら兼業してる
- 個人事業主
- 複数の副業・経験アリ
自由に楽しく過ごしてますー！
って感じで実践しているので生の情報をお伝えします。
この記事を最後まで読むと、
- 非常勤講師の副業のルールと注意点
- 非常勤講師におススメの副業
- 兼業非常勤のリアルな状況
がわかり、自分にあった副業のイメージが掴めます。
友人に「非常勤の副業ってこんな感じ」と紹介するつもりでまとめたので参考にしてください。
動画で聞き流したい人はコチラ↓↓
非常勤講師の副業ルール
注意する点はありますが非常勤講師は副業OKです。
私立に限っては学校によって異なります。
公立学校の非常勤講師は「会計年度任用職員」という任期付きの公務員としいて雇用されています。
会計年度任用職員のうち、パートタイムの人は兼職可能です。
非常勤講師はパートタイム会計年度任用職員ですので本職以外からお金を得てもOK。
ただし注意点もあります。
非常勤講師の副業で注意すべきこと
公立の非常勤にはいくつか注意すべき点があります。
- 公務員法に注意
- アルバイトなど「雇用」の時間制限
- 自治体によっては許可が必要
信用失墜行為の禁止、職務専念義務、守秘義務などについては一般の公務員と同じように適用されます。
またアルバイトなど雇われるタイプの副業は時間制限を課される場合があり、その関係で副業そのものに許可申請が必要な自治体もあります。
労働者の週の労働時間は40時間と定められているからです。（公務員は38時間45分）
2か所以上で働いている場合は労働時間が合算となります。
40時間以上になる場合は後から雇い入れた事業所が割増賃金を払わないといけない決まりです。
それがややこしいからアルバイトなどの兼職は許可制にしている自治体もあるわけですね。
根拠となる法律など含め詳しく知りたい方は下記記事をどうぞ。
非常勤講師の個人事業には制限がない
個人事業主になる場合は労働時間の制限を受けません。
雇用されているわけではないからですね。
「個人事業」と聞くと身構えてしまうかもしれませんが税務署に紙を1枚出すだけなので全然大したことないですよ(*‘∀‘)
税制面でも有利ですしうまくいけば収入は青天井なのでかなりおすすめしてます。
ただし確定申告をしなければいけないし、アルバイトに比べると即金性は低いです。
また個人事業主として開業する場合も「職場への申請が必要」としている自治体もあるので、所属先の服務規定をしっかり確認してください。
僕の自治体は申請の決まりないけど上司にはお知らせしてるで。
非常勤講師におススメの副業
僕が友人にすすめるなら断然「個人事業主」をおすすめします！
非常勤に個人事業主がオススメな理由
- 労働時間の制限がない
- 税制面で有利
- 非常勤である程度の収入
- 個人事業は伸びたら青天井
既婚者の人でパートナーがフルタイムだったら間違いなく副業は個人事業がいいです。
独身の人でも生活費を抑えられるor実家に住めるなら個人事業と非常勤をすすめたい。
それくらい得なんですよね。
っていうか生活が立ち行かなくなったら常勤講師になればいいわけだし。
アルバイトやパートは即金性が高いですがあまり自己成長にもつながりませんし収入には上限があります。
一方で個人事業は自分を成長させられるうえに軌道に乗ればグイグイ伸びるという。
とはいえ生活費に困っているという人は高単価のアルバイトなどでも全然OKです。
非常勤におススメの副業
雇われる系
- 自分が興味のあるアルバイト
- 家電量販店などの派遣
- その他高単価系アルバイト
個人事業系
- ハンドメイド、イラスト
- ブログ、Youtube
- ライティング
- 業務委託（家庭教師など）
それぞれの副業をおススメする理由や始め方などは↓の記事をご覧ください。
現役非常勤講師の副業の実態
ここからは僕の兼業の実態をお伝えしていきます。
たくさん失敗もしているので同じ罠にかからないようにしてください＾＾
月収の内訳
- 非常勤の月収は平均11万円くらい
- 個人事業の月収は0～４万円をウロウロ
こんな感じです。
個人事業はこのブログや趣味の方のYoutubeチャンネル、あとはWebのクリエイティブ系やファシリの単発の依頼を受ける…といった感じです。
色々やってみましたが今は我慢の時期と割り切ることにしました(*‘∀‘)
開業半年の頃に書いた記事があるので参考まで。
兼業非常勤マサムネの生活様式
こんな感じで生きてます。
- 僕：非常勤×個人事業主
- 妻：正規の教諭
- 小さい子×２
- 家族全員が妻の扶養に
妻を大黒柱にしつつ、僕が扶養に入れるギリギリで勤務して残りは個人事業にフルコミットするというかたちです。
世帯年収は700万円程度なのですが、個人事業が絡むと色んなものを経費に計上できるのでかなりお得です。
非常勤の給料を半端に上げてしまうと拘束時間が大きくなって扶養からも外れてしまうのであえて所得を抑えています。
夫婦フルタイム×２で働いていたころに比べて税金は安くなりました。
あと保育料などもかなりお得になります。
家庭に使えるマンパワーが増えて税金や保育料も安くなるので生活が苦しくなる感覚は思ったほどはありません。
非常勤と保育園に関して、下の記事にまとめています。
やった副業、失敗した副業
色々やってみて色々失敗しました。
うまくいっていることの方が少ないです。同じテツを踏まないよう注意してください＾＾
断念した副業
- オンライン家庭教師
- オンラインセミナーのファシリテーター
- 私立非常勤
- 単発のバイト
共通して言えることは、拡張性のない労働によってお金を得ようとしたというところです。
意味ないってことなんですね。
我が家が労働に投下できるマンパワーが夫婦合わせて200だとしたら、すでに125は給料所得に使っている状態なんです。
妻100と僕の非常勤が25って感じです。
残り使える75の分を「即金性はないけど拡張性のある個人事業」に充てようと決めたのに、焦って拡張性のない仕事に手を出すのは意味がないことだったんですね。
だから、僕の場合はアルバイトや自分の事業が伸びない時間労働はやらないことにしました。
現在継続中の副業
- 教員・公務員向けの情報発信
- 趣味のYoutubeチャンネル
- ハンドメイド系
このサイトを母艦にした教員・公務員に向けの情報発信が僕のメイン事業です。
サブ…というか凍結させているものとしては海釣りのYoutubeチャンネルがあります。
経費が掛かりすぎるので主業が軌道に乗るまでは作業量を減らしています。
妻が趣味で工作をしているので、僕がそれを売りさばいています(^^;
非常勤×副業したい友人にはこうアドバイスする
副業してみたいけど何をしたらいいのかな？
まずは副業の目的をはっきりさせよか。
副業の目的は何でしょうか？
早急に生活費が欲しい
生活にめちゃくちゃ困っていて今すぐお金が欲しい！ということならある程度単価の高いアルバイトです。
自治体の許可が必要かを職場で確認してください。
生活は成立しているけど豊かになりたい
この場合は個人事業をおススメします。
許可もいらないし時間をいくら使ってもいい。
信用は自分に蓄積していくし収入も限度がない。
時間はかかるので継続できる習慣化は必要です。
でも将来「教師やってます。あと社長です。」って言いたくないですか？
僕は言ってみたいです。楽しそう（笑）
個人事業もアルバイトも、非常勤講師におススメの副業とその始め方を↓の記事にまとめています。
一歩を踏み出したい人は読んでみましょう。
まとめ
非常勤講師の副業について紹介しました。
- 非常勤講師には個人事業がオススメ
- 即金性を求めるなら高単価のバイト
- 非常勤の給料で生活基盤を作り副業でブースト
めちゃくちゃ個人事業進めてますけど、本当に個人事業主になるのは簡単なのでぜひやってみてください。
慣れるまでは不安かもしれませんが、慣れたらなんてことないですよ＾＾
しかも事業をしていくなかで様々な技能も身に付きます。
非常勤は不安定で薄給ですが自由度が高いという強みもあります。
強みを最大限に活かしつつ、明るく楽しい非常勤ライフをおくりましょう＾＾
何か疑問点があればlineアカウントにメッセージいただければ！
Youtubeは聞き流すだけでお得な情報が身につくよう作っています。
まずはアナタ自身が豊かに！
